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製品形状の時間軸での変化


福島RDMセンターではPCaPC構造*1 を採用しています。

工場で製造したピースどうしを部材に通したPC鋼棒やPC鋼線を緊張することで、各部材を圧着し、一体化させていきます。

本計画では、PC鋼線(右図の横方向に出ている鋼線)に対してOOkNの緊張力を与えています。

右図の製品は15mスパンの梁部材のため、中央部分が持ち上がる方向に力を与えるため、PC鋼線を弓型に通しています。

そのため、地上で緊張力をかけると、中央部が上に持ち上がるように変形します。

横幅が2.5mあるため、捻じれるように変形をしてしまうと水漏れの危険性や上下に貫通させるPC鋼棒が入らない恐れなどが考えられるため、上図のように緊張前と緊張後の形状をレーザースキャナでとり、比較を行いました。







*1 PCaPC 工法(Precast-Prestressed Concrete)工 法)とは、あらかじめ工場で製作されたプレキャスト部材(PCa 部材)を現場で揚重機などを使用 して組み立て、プレストレスを導入することでPCa 部材を圧着し躯体を構築していく工法です。(株式会社 富士PS ホームページから引用)

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