福島RDMセンターの風除室に投影しているリアルタイムレンダリングの映像作品で、ソラテナという気象センサーを用いました。
この作品では、世界中にいるRDMセンターの関係者が同じく、浪江町の風に揺られながら繋がっている状況をビジュアライズしています。
そのために、建物に気象センサーを取り付け、取得した情報をもとに、関係者を表す点と結ばれた線が揺られ、また、点から落ちた滴が広がっていく状況をシミュレートしました。
ソナテナという気象センサーでは、気温、湿度、気圧、雨量、風速、風向、照度の気象データを1分毎に観測しており、リアルタイムの気象状況を取得できるAPIが提供されています。
本件では、Touchdesigner内でpythonを用いて、気象情報を取得しました。
そうして、取得したデータをもとにノイズ値を与えてベクトル場を作成し、シミュレーションを行いました。
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